2007年03月03日

狼少女の再来か?

僕がほぼ毎日欠かさず見ているテレビ番組に、「ムーブ!」という関西ローカルの番組がある。2時間くらいの番組だが、録画しておいて、CMと芸能コーナーをカットし、ちょっと早送りで見ると、1時間くらいで全部見ることができる。

そのムーブ!のあるコーナーで昨日、一ヶ月半ほど前に話題になった、カンボジアの“ジャングル・ウーマン”の話が取り上げられていた。

ムーブ!によると、問題の女性が発見されたのは1月13日。カンボジアのとある村で、食料の盗難が続いていたことから村人が警戒していたところ、全裸の女性が製材所に侵入して、四つんばいで米を食べているところを発見され、捕らえられたという。

その女性の特徴は以下。

1.クビを突き出し、猿のように屈んで歩く
2.全身やせ細り、あかまみれで悪臭
3.毛髪はボサボサで、ひざくらいまでの長さ
4.奇声を発するが、言葉は話せず理解もできない

この女性に対して警察官のサル・サーさん(45)が、1989年に家畜である水牛の世話をしていて行方不明になった自分の娘(当時8歳)かもしれないと名乗り出た。右腕の傷が一致したことから、本人だと確信したという。

それ以来一ヶ月半の間、家族と共に生活を送っているが、人間生活への適応が進んでいないという。彼女は、警戒心が強く夜行性で、時々四つんばいで行動する。すぐに服を脱ぎたがり、何度も脱走を試みたらしい。また、野菜は食べずに豚や牛の生肉を好むという。当然、いまだに言葉も話せない。

8歳の時に行方不明になった少女が、「野生動物の宝庫」ともいわれる人跡未踏のジャングルでどのようにして18年間も生活してきたのか? ムーブでは、4つの可能性を指摘する。

@ジャングルで一人で生き抜いた?
Aジャングルで動物に育てられた?
B奥地の少数民族と暮らしていた?
C何者かに監禁・虐待されていた?

@は爪がきれいに切ってあり、手も比較的きれいだったということなどいろいろな理由を考慮すると、ありえない。

Aはインドで発見されたというカマラ・アマラが有名だが、これも現在では、「自閉症児が捨てられ短期間だけ狼と暮らしているところを発見された」との見方が有力。狼のミルクと人間のミルクの成分があまりにも違うから、狼に育てられることはあり得ない。今回のケースも同様に、動物に育てられたとは考えられない、という。

Bは、言語を全く話せないということからして考えられない。

それで、一番可能性があるのはCであるという。先ほども指摘したように、手足の爪が切られており、手もあまり荒れていなかったこと、腕に動物用のワナにはさまってできた傷があり、これから自力で脱出したとは考えられないこと、などから、何者かに連れ去られたという可能性が強いという。

インドの人権団体幹部の「この女性が、性的もしくは他の目的による虐待の犠牲者である可能性は高い」というコメント、さらに、動物行動学が専門の長谷川寿一東大教授の「何者かが人里離れた場所に少女を監禁し、食物を与える以外の一切のコミュニケーションを絶つなどの虐待をおこなっていたのでは」というコメントが紹介された。

MCの関根さんが「それならどうして女性は、その虐待の事実を話さないのか?」という意味の質問をしたところ、このコーナーを仕切っていた若一光司氏が「性的虐待で一種の人格転移がおこり、自分であることを否定してしまっているからだ。トラウマがあるから話すことができなくなってしまった」というようことを言った。ここで、このコーナーが終わった。

確かに心理学の世界では、アマラ・カマラが狼に育てられたことを否定する見解が主流であるようだが、はたしてそうなのか? 今回の女性が言葉を話せないのは、虐待によるトラウマが原因なのではなく、ただ単に、ジャングルで動物と共に生活を18年間も送っていて、言葉を話す必要性がなかったから忘れてしまっただけなのではないか?

だいたい、何者かに監禁されていたのなら、生肉を好むことだとか、すぐに服を脱ぎたがるだとか、四つんばいで行動するだとか、夜行性であることなどが、説明できない気がするが。

どうしても、アマラ・カマラの再来と考えたくなる。今後も、このニュースには注目していきたい。
posted by 寄筆一元 at 11:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月17日

中村修二教授がミレニアム技術賞受賞

毎日新聞によると、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授が、生活を向上させた応用技術などに贈られる「ミレニアム技術賞」(フィンランド政府などが出資)を受賞したということである。もちろん、青色発光ダイオード(LED)の開発が評価されてのことだ。

僕は4年前から中村教授に注目している。『考える力、やり抜く力、私の方法』(三笠書房)という本を読んで以来である。この本は、中村教授がLEDの開発に辿り着くまでのプロセス、その背後にある彼の理念、発想法、具体的な“頑張る方法”などが説かれており、事実と格闘して論理能力を磨いていくとはこのようなことか!!と、感動したものである。目次を眺めただけでも優れた本であることが一目瞭然なので、目次にある言葉を少し紹介したい。

“非常識”を恐れてはならない!
“孤立”を誇りに思え!
一つの問題を「限りなく問いつめていく」快感
人生で一番大切なキーワード「できない理由を探すな!」
“横並び”に安住するな
「百の未完成品」よりも「一つの完成品」を経験することの大切さ
“撤退屋”の忠告を真に受けるな
「あいつは大ボラ吹きだが、やることはやる」
“常識”よりも自分の“熱い意志”に賭けた!
二度の「コンチクショー」が強力なバネに
常識的な線では、すでに“私の出る幕”はなかった
成功体験しかない人に強靱な精神力は望めない
枝葉末節も軽視せず“自分でやる”
“事実”を偏見・予見を挟まずに見る訓練を!
仕事はあるところで“独断”しないといけない時がある


この本を読んで以来、毎年「今年こそはノーベル賞か」とワクワクしているのだが、未だに受賞には至っていない。が、近い将来、中村教授がノーベル賞を受賞するのは間違いないという気がする。
posted by 寄筆一元 at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月14日

アイメンタルスクール主宰杉浦昌子容疑者逮捕

無内容な個人的メモ。

2月15日に放送され、原田隆史も出演していた番組(『緊急大激論スペシャル2006』“今、子供たちが危ない”こんな日本に誰がした「全国民に喝!」)に出ていたアイメンタルスクール主宰杉浦昌子容疑者が逮捕された。アイメンタルスクール(引きこもりの若者を支援するNPO法人)に入所した男性を、外傷性ショックで死亡させた容疑である。

番組で杉浦容疑者は、「卒業していく者には、このアイメンタルスクールのことは忘れるように言っている」などと主張していた。その他、具体的には忘れてしまったが、かなりの発言が番組で流されていた(原田隆史の発言はほとんど放送されていなかったのに)。杉浦容疑者の発言を聞いて、僕は直観的に、「なんだこのおばさんは。全くたいしたことないな」という印象を受けた。だからどうだということは全くないのだが、そういった印象を受けたことだけでも記録に書きとどめておきたい。
posted by 寄筆一元 at 01:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする