本当に久しぶりの日記。忘れないうちに大学院一年目の日常生活がどのようなものであったかを記録しておく。
後期の基本的な時間割をまずは提示する。なお,1限は9:00〜10:30,2限は10:40〜12:10,3限は13:00〜14:30,4限は14:40〜16:10,5限は16:20〜17:50である。
○月曜
2.心理療法の授業
3.ロールシャッハの授業
4.臨床心理面接の授業
5.ゼミ
夜 某心理療法の勉強会@他大学
○火曜
1.S1小学校での実習
2.声・体・言葉の授業
3.S2小学校での実習
4.同上
○水曜
2.情報の授業
3.某先生のスーパーバイズ
4.いろいろな分野の実践研究の授業
5.ゼミの勉強会
○木曜
1.精神医学の英語文献を読む授業
2.ロールプレイの授業
3.ケース・カンファレンス
4.同上
5.S1小学校の実習のシェア
○金曜
1.ロールプレイ勉強会
2.精神保健学演習の授業
3.集団スーパーバイズ
以上,週1.5時間×21コマである(独自にやっている勉強会も入れているが)。大学院でこの授業コマ数,異常ではないか。しかもほとんど必修。授業に関しては,その日のうちに一時間以内で授業再現レポートを書いている。
土曜には会合や学会・研修会など,なんやかんやが入ってくる。学費を稼ぐためと一般教養の学び,認識論の学びのために家庭教師もやっている。
それでも土日の空いた時間や,平日の夜などには,主にレポートの作成やゼミ資料の作成を行ったり,カウンセリングや臨床心理学の本を読んだりしている。前期には心理テストの授業があって,これは毎週自分が被検者になってその心理テストを受け,それを解釈するレポートが課された。後期はロールシャッハ一本に絞られた授業であったが,2回ほどグループで発表する機会があり,その資料も作った。ゼミ資料というのは,修士論文作成のための先行研究のまとめや研究デザインの提示などである。ロールプレイの授業や勉強会では,カウンセラー役とクライエント役に分かれて模擬カウンセリングを行い,それを撮った映像をもとに逐語録をおこす。これもけっこう時間がかかる。
2月末から3月初めにかけては(つまりちょうど今頃は),授業のレポートや実習の記録のまとめが山のように課される。最高7つくらい課題がたまったこともある。またこの時期は,実際に相談にくるクライエントを,2年生から引き継ぐため,膨大な記録を読まなければならない。てんやわんやである。
何か,学部の時とは比べものにならないくらいに授業をこなすだけでいっぱいいっぱいの感じであった。
2009年02月28日
大学院生活1年目
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私も昨年より大学院に入学し、病理学と医学研究に取り組んでいます。
お忙しいでしょうが、新しい記事のアップを楽しみにしています。