2007年04月12日

『なんごうつぐまさが説く看護学科・心理学科学生への“夢”講義 』 第2巻発行!!

待望の『なんごうつぐまさが説く看護学科・心理学科学生への“夢”講義 』 第2巻が発行されたようだ。本日、現代社のHPが更新されていた(お兄ちゃん、買えよ)。

南郷ファンや心理学専攻の学生のみならず、人間のこころに関心のある全ての人、必読の書である。「いのちの歴史」からつながる「こころの歴史」が説かれた書でもある。

現代社のHPにアップされている目次を見ると、『全集』に収められたのと同じ論文からスタートしているような気がする。詳細は、読んでみないと分からないが。

今回も連載論文から、あちこち加筆・修正されているだろうから、それも楽しみだ。近々発刊されるはずの『全集』最新刊も、非常に待ち遠しい。
posted by 寄筆一元 at 23:22| Comment(9) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

尾瀬あきら『夏子の酒』(講談社漫画文庫)



尾瀬あきら『新装版 夏子の酒』全6巻(講談社漫画文庫)を読了した。簡単にいえば、兄の遺志を引き継いだ夏子さんが日本一(=世界一)の日本酒を創ろうと奮闘する物語であるが、面白く泣ける漫画である。

夏子の意気に感じて、東京帰りの同級生やダメ蔵元の息子が人生の再出発をする様など、非常にリアルで感動的だ。また、逆にそういった人々に励まされて、夏子が日本一の酒造りの決意を新たにする。こういった相互浸透も、見ていて気持ちがいい。

何度も何度も挫折しながらも、周りの人に助けられ、兄の遺志に励まされ、そして何よりも、「自分にとってはこれしかない」という夏子自身の野望のおかげで、困難を乗り切っていく。夏子は一度飲んだ日本酒は忘れず、杜氏のじっちゃんを凌駕する利き酒の天才的な力をもっている。こういった点は、『ガラスの仮面』の北島マヤを髣髴とさせる。

日本酒造りの過程や、杜氏や蔵人の生活、すぐれた蔵元の心意気など、勉強になる点も多かった。

一番興味深かったのは、夏子が「お酒は芸術ね」といったのに対して、父がいったセリフである。父親は、「それはどうかな」といい、「酒が芸術かただの致酔飲料かを決めるのは酒蔵の心意気次第だ」(2巻p.282)と名言を吐く。

つまり、芸術か否かは作者の認識が決定するということである。三浦つとむが聞いたら観念論的だといいそうだが、案外、一面の真理をとらえている気がする。紙パックで売られているような大量生産のポン酒はどう考えても芸術作品とはいえないが、たとえば山形の出羽桜、たとえば奈良の豊祝、たとえば静岡の臥龍梅などは、芸術作品といっても決して過言ではないと思う。杜氏を中心とした酒造りに関わる人々の心意気と技の結晶(量質転化)である。

日本酒の背後に、このようなさまざまな物語があるということを知ると、同じ日本酒でも、今まで以上に深く味わうことができるようになると思った。美泉のモデルになったといわれている福井の黒龍や、龍錦のモデルであるらしい山形の亀の尾も機会があれば飲んでみたい。
posted by 寄筆一元 at 03:22| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月06日

新しいブログ

3月から新しいブログを始めた。三浦弁証法を分かりやすく解説していくブログである。題して、「よせふで いつげんが説く 中学生・高校生への“弁証法”講義」。思いっきり南郷師範の“夢”講義を真似てしまったのだが、お許しを。。。

ブログの目的は、何よりも僕が弁証法をもう一度初心に返ってしっかり学び直すことである。そのために、中学生にも分かる具体例を豊富に挙げて説くことを主眼としている。

土日は休日として、週5日制で書いていく予定である。乞う、ご期待!?
posted by 寄筆一元 at 02:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする