ペン先は、前回購入した黒檀が18金であるのに対して、プロフィット21はその名の通り21金。その分、確かにペン先が柔らかい。書き味は、やはり黒檀の方が若干滑らかな感じもするが、それでもかなりイイ感じである。
実は細字の方もしっかりカートリッジを入れて書いてみたのだが、カリカリ感があった。はっきり言ってしまえば5000円のカヴァリエや、1000円のハイエースとそれほど違いを感じなかった。ほんの少ししか書いていないので確かなことはいえないが、少なくとも黒檀やプロフィット21の中字の滑らかさより、格段に劣っていた。やはり万年筆の醍醐味を味わいたいなら、少なくとも中字以上でないとダメな気がしている。
初めは、ノートに書くには中字は少し太いかと思っていたのだが、慣れてくるとそれほどでもない。7ミリノートなら、何の問題もなく書ける。B5の400字詰め原稿用紙にも十分書ける太さである。むしろ、以前の細字で書いた文字を見ると、かなり貧弱に見えるくらいである。
当面はこの二本を大切に使いつつも万年筆の研究をして、次は太字を買いたいと思っている。それをフルハルターなどで自分用に調整してもらえれば、最高である。